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産後、夫との関係性の変化にモヤモヤします。|村上萌のお悩み相談室

村上萌

ライフスタイルプロデューサー NEXTWEEKEND編集長

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【今日のお悩み】
私は夫と2年くらい同棲した後30歳で結婚、35歳で出産し、今は息子と夫との3人暮らしです。

夫とは、息子が生まれるまでは、お互いのことをよく話し、それぞれ飲みに行ったり好きなものを買ったりは自由に、休日は一緒に昼から飲みに出掛けて…と楽しく仲良くやっていました。

でも産後はさすがに息子の生活リズム優先。
共働きで保育園の送迎もあり、お互いの予定は前より細かく知っておきたいし、前は後でやろー、って言えば済んでいた家事を、今はこのタイミングで済ませたい(済ませて欲しい)と思ったりします。

夫からすれば、私が産後、神経質で細かくなったと言い、こちらは理由を説明してして欲しいことや教えてほしいことを伝えるのですが、結局「女の人って産後イライラするんでしょ」にまとめられてしまいます。

きちんと話をして同じ方向を向いていきたいのに、話そうと言うと私が勝手にイライラしているだけなんだから、話しても変わらない、むしろ休日リフレッシュしてくればと言われてしまいます。
かと言って、リフレッシュに私だけで出かけるためには息子のご飯や着替えなど一通りの段取りをして欲しいと言われ、そういうのがリフレッシュにならないんだよなーと思ってしまったり…。

前は茶化しあって笑えたことが、最近は余裕がなくなり、だったらやってよ、とか、そんな言い方しないで、と当たりがキツくなってしまいます。

そして夫もますます私の顔色を伺って、我関せずとケータイばかり見たりして…。
こんなに関係性が変わってしまってこの先大丈夫なんだろうか、そして現時点でお互い生活を楽しめないことが辛くなってしまいます。

萌さん、産後の生活の変化を旦那さんとどうやって共有しましたか?
また、関係性は変わりましたか?変わっていないとしたらどうしたら、変わったとしたらどうやってハッピーな関係にいられるか教えて欲しいです。
(36歳・女性・会社員)

【こたえます】
お悩みをお送りいただきありがとうございます。
今お子さんが1歳ということですね。
私も相談者さんと同じように、結婚から出産まで5年ほど2人の時間があったので、買い物中に思いつきで足を延ばして温泉に泊まったり、近所の立ち飲みを開拓したりと、そのライフステージならではの楽しみも2人でめいっぱい満喫したし、思い出も沢山あるので、過去の関係が比較しやすいのもよくわかります…!

「関係が変わってしまった」と思っていらっしゃるかもしれませんが、相談者さんのご夫婦だけの問題でも、旦那さんの問題でも、もちろんご自身の問題でもありません。
日本の女性の愛情曲線は産後から乳幼児期を通して子どもに集中し、同時にパートナーに対しては極端に下がってしまうという切実なデータも存在していれば、厚生労働省の「全国ひとり親世帯等調査結果報告(2016年)」によると、全体(死別を除く)の約4割が子どもが0~2歳の時である「産後2年以内」に離婚を決意しているというほど、産後は女性にとって気持ちが揺れ動く時期なのです。

旦那さんがおっしゃる「産後イライラするんでしょ」でまとめられてしまうと腹が立つ気持ちも分かりますが、相談者さん自身が“今の私は、夫の粗が目立って見える産後独特の眼鏡をかけている”と、ホルモンバランスが乱れやすいことも自覚し、その眼鏡を持っていない彼に対して、同じものが見えることを期待しすぎない方が、自身がストレスを抱えずに済むと思っています。
話し合うことや共有することを諦めよう、ということではありません。
見えているものが違う、ということをある程度割り切りながら役割分担をして自分のストレスを軽減していく、という提案です。

感情的になるのも、その都度伝えるのもすごく大切なことだとは思うのですが、理想的ではないコンディションで無理に伝えようとすると、私の場合は大体後悔するので、本来伝えたいことが伝わるためにも、一度冷静に物事を見つめ直すようにしていたりします。

ご飯も着替えも用意しないのに「リフレッシュで出かけてくれば」とおっしゃる旦那さんのスタンスにモヤモヤする気持ちも分かるし、わざわざそんなことを言いたいわけではないのも分かりますが、自分と同じようにできることを彼に期待するでもなく、はたまた全部こちらが担当するでもなく、「肌着はあの棚で、洋服はあそこだから、選んでみてね!いってきまーす!」とか、ある程度お膳立てをした上で任せて、送られてきた写真を見て「かわいいコーディネートだね~!」なんて褒めて、彼に自信と役割を持たせていくのも、ひとつの手かもしれません。

うちの場合は夫がアスリートというのもありますが、娘の身体づくりに関しては夫に主導権を持っていてほしいと思っていたので、遊びでも栄養面でもなんでも頼りながら、娘の身体づくりに関わることは全て「どう思う?」と聞くようにしていますが、気づけばリーダーのように誇りを持って引っ張っていってくれるようになり、運動系の習い事は夫が見学して意思決定をし、夕飯も娘の最後の一口までコミットしてくれています。
(料理を作るのは私ですが…!)

家族関係においては、ディスカッションしてルールを決めまくることや、ひとつの正解を導き出すことよりも、小まめに今の状況を理解して尊重し合えていることが大切だと思うので、「話そう」と言うと逃げ腰になってしまうなら、何かをしながら「~ってどう思う?」とか、日常会話の中で今の価値観をすり合わせていくのもおすすめです。

溜め込みすぎず、ちょっといいバスソルトを入れて1人でお風呂に入ったり、早起きして美味しいコーヒーを飲んだりと、ちょこちょこ視点をプチリセットしながら、今しかないお子さんの可愛い時期を楽しんでくださいね。

応援しています!

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